大人の遠足 ~ ONSEN・ガストロノミーウォーキング~

2022/11/30
秋の紅葉シーズンですね。
去る11月13日に行われた前橋市のイベント「ONSEN・ガストロノミーウォーキング IN前橋・赤城スローシティ」に行ってきました。
群馬県前橋市でのONSENガストロノミーツーリズムイベントは、街中や歴史あるスポットなどをめぐる約8キロのコースを歩いて回り、途中のガストロポイントでは、群馬名物の焼きまんじゅうを始め、豚肉を使った料理や地酒などが楽しめます。

〇紅葉の街
前橋駅で受付を済ませ、地図や案内が入れられたサコシュを受け取ります。主催者の説明を受けたら、スタートです。
駅から商店街へ進むと、最初のガストロポイントでは、クラフトビールとピザが食べられました。車社会の群馬に暮らす私は、街中の商店街は七夕祭りや初市の時くらいしか歩かなくなって久しいです。シャッターを下ろしていた店舗が改装されて、おしゃれなお店ができているところがちらほらあって、まるで知らない街を歩くような新鮮さがありました。

〇臨江閣
3つ目のガストロポイントは臨江閣。群馬県民のソウルフード「焼きまんじゅう」とクラフトジンジャーエールで休憩。ちょうどボランティアガイドさんの説明が始まるところで、臨江閣ツアーにも初めて参加しました。明治時代に迎賓館として建てられ、一時は県庁の事務室も設置されたという大広間は、向かい側の幸の池の紅葉が映えて絶景ポイントでした。現在でも市民に活用されており、2017年には将棋の「竜王戦」会場となり、当時14歳の藤井聡太四段の対局も行われたとのことです。
〇歩くとさらにおいしい
4つ目のガストロポイントでは、にんにくダレが香ばしいミニローストポーク丼と10月に解禁されたという新酒のワインも楽しめました。前橋市の海外友好都市イタリアオリビエート市のワインでした。もっと飲みたいけど、まだ歩くから抑えめ・・を心がけ、さらに歩きます。
〇ゴールは総社秋元公歴史祭り
小学生の社会科見学でよく行く天狗岩用水を見て回り、総社町のゴール地点では3年ぶりに開催された秋元公歴史祭りの武者行列を楽しみました。鎧兜で身を固めた約80名の住民による勇壮な武者行列が練り歩きます。馬にまたがった主役の秋元公は、山本龍前橋市長(!)でした。
さらに、ここは最後のガストロポイントでもあり、ソースカツ丼で〆となりました。その他にも福豚ジャーキー、カリカリ梅、繭玉まんじゅう、七福神あられなどなど、地元のうまいもので満腹&秋の紅葉を満喫できました。
そうそう、仕上げは日帰り温泉の入場券までついていたので、汗を流してさっぱりしてから帰宅したのでした。以上で、4千円也!

〇歩いて見えるもの
歩いていると、お店の焼きまんじゅうの香りを感じたり、ディスプレイの楽しい雑貨店に立ち寄ったり、ガラス張りのトリマー店で、気持ちよさそうにシャンプーしているワンちゃんを眺めたりできます。いつもは車で通り過ぎる同じ街でも、おいしい香りまで感じることができる一味違う景色で、新たな前橋を再発見できた一日でした。

参考/
ONSEN・ガストロノミーウォーキング IN前橋・赤城スローシティ

前橋観光コンベンション協会/総社秋元公歴史まつり

=プロフィール=
プラン行政書士事務所  代表行政書士  中西浩子
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