へそはつながっている!

2023/04/17
先日、渋川市の第二庁舎(渋川市石原6-1)に出かける機会があり、そこに飾られていたマンホールの蓋の展示が目を引きました。丸くて重そうな鋳物で作られているものですが、渋川市を示すイラストが鮮やかな赤で描かれた「マンホールの蓋」です。
そして、デザインの由来が書かれた「マンホールカード」も配布されています。

(渋川市マンホールカード)
〇マンホールカードとは
下水道広報プラットホーム(GKP)の企画・監修のもと、下水道への関心を深めてもらうことを目的に、自治体がマンホールの蓋のデザインやその由来等を記載して作成するカードです。
日本のマンホールの蓋は全国各地でデザインが異なり、その土地の文化や歴史、名所、名産品等が描かれています。スタンプラリーのように、マンホールの蓋を見つけに観光するのも、楽しそうです。

〇へそはたくさんあった!
はて、改めて「へその町渋川」のマンホールの蓋をみていて、思い出したのは、ドラマ「北の国から」です。このドラマの舞台となった北海道富良野でも、確か「へそ祭り」を楽しむシーンがありました。そう、○○のへそを名乗る町は、ほかにもあるのですね。

 ネット検索すると、なんと「全国へそのまち協議会」なるものがありました。

(全国へそのまち協議会に加盟している9市町村)
〇全国へそのまち協議会
渋川市や富良野市と同様に、へそのまちを表明し、個性的な地域づくりに取り組んでいる市町村は、全国でけっこうあるんですね。
親善と交流を通じ、互いに連携し活力と魅力ある地域づくりを進めようという趣旨で、平成9年8月に、渋川市、北海道富良野市、兵庫県西脇市、熊本県蘇陽町(現山都町)の4市町が発起人となり、協議会への参加を呼びかけました。
平成9年11月7日に全国へそのまち協議会が設立され、現在、9市町村が加盟しています。

主な事業として、
・全国へそのまち観光物産展の実施
・へそ(中心地)を活かした地域づくりの情報発信(ホームページ、フェイスブック)
・産業、文化、教育等の交流事業の実施
・地域課題の調査研究の実施
・災害時相互応援の実施

災害時の相互応援の覚え書まで交わしており、「全国へそのまち協議会」は、へそつながりで本気の連携をしているんですね。
参考
渋川市ウェブサイト
・渋川市のマンホールカード
・全国へそのまち協議会

=プロフィール=
プラン行政書士事務所  代表行政書士  中西浩子
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