クリスマス前に、青果売場に真っ赤ないちごが出回ってくると、何だか華やいだ楽しい気分になりますね。まして、いちご農園で、白い花や蕾の中に赤いいちごが点々と実をつけている情景は、気分が上がります!
今回は、観光いちご農園を立ち上げたマハロフルーツファーム株式会社の、プレオープンの記念式典に行ってきました。
1 図面を見てびっくり!
2 開業までひた走る
3 マハロの意味
(ハウスのいちご)
1 図面を見てびっくり!
<マハロフルーツファーム株式会社のプロフィール>
2024(令和6)年5月 当事務所にて初めてのヒアリング
2024(令和6)年7月 農地所有適格法人マハロフルーツファーム株式会社の設立
2025(令和7)年3月 農地の賃貸借手続
2025(令和7)年7月 いちご栽培ハウス建設開始
2025(令和7)年12月 観光いちご農園のプレオープン
初めてのヒアリングの時点で、事業計画の説明の際、小池社長が広げられた図面を見て驚きました!
図面には、構造物(直売所、選果場、管理棟、トイレ)のほか、駐車場、植栽など、手描きとはいえ、詳細なものでした。それもそのはず、小池社長は一級建築士をお持ちの方で、ほぼ現状のマハロフルーツファームの「施設全体マップ」どおりのものを示されました。
参考:マハロフルーツファーム | ペット同伴OKのいちご狩り・ドッグラン・カフェ
2 開業までひた走る
プロフィールにあるとおり、私は会社設立、農地の賃貸借などの手続を担当させていただいたのですが、とにかく「2026(令和8)年のシーズンにいちご農園を開園」という目標に向かって、突っ走っていった感があります。何度か関係者の情報共有で打ち合わせをしましたが、設計、設備等を担当された皆さんにも、同様の緊張感があったようです。プレオープンイベントで久しぶりにお会いすると、同志のような感じで懐かしかったです。
(マハロフルーツファームのスタッフの皆さんと)
マハロフルーツファームの齊藤農場長にもお話を伺いました。埼玉県でいちご農園の研修後に、マハロフルーツファームのいちごの作付けを指揮されてきました。
苗の入荷が予定よりも1ケ月遅れてしまったとのことです。それでも、連日早朝からの作業で、プレオープンに間に合わせてきただけでなく、およそ30aの広大な2棟の温室は、欠株や枯れた株が全くなく、丁寧な日々の作業と努力が感じられます。
3 マハロの意味
マハロフルーツファームは「群馬のハワイ」をテーマに、南国のような開放感と豊かな自然の中で楽しめる農園です。
また、小池社長はグループ会社の中でビジネスホテル (北関東に6棟)を運営されており、ホスピタリティーを大切にされています。農園名のmahalo(マハロ)は「ありがとう」「感謝を込めて」で、「あなたが自分らしく生きられますように」と言う祈りの気持ちであり、「生命・息吹」と言う意味もあるとのことです。
さらに、2026(令和8)年にはブルーベリー、2027(令和9)年にはバナナも取り入れる予定で、通年で収穫ができる農園を目指しています。
最後に
マハロフルーツファームは、愛犬とともに利用できる施設で、農園での収穫体験のほか、ドッグラン、カフェなど、一日中くつろぎながら、リフレッシュできそうです。
やがては子どもの遊び場も整備されるとのこと、冬でも寒くない「群馬のハワイ」で、まずはいちご狩りに出かけてみてはいかがでしょうか。
=プロフィール=
プラン行政書士事務所 代表行政書士 中西浩子
日本で暮らしたい、農業をはじめたい
さまざまな思いを全力でサポートします。